一噌幸弘グループ「しらせ」

一噌幸弘(ISSO Yukihiro)/能管・篠笛・田楽笛・リコーダー・ゲムスホルン



能楽の一噌流笛方、一噌幸政の長男として9歳の時に「鞍馬天狗」で初舞台を踏み、以後、一噌流笛方として、「石橋」(1983年)「猩々乱」(1984年)「道成寺」(1987年)「翁」(1988年)等の数々の大曲を披く。
一方で、1991年よりは能の古典、自身のオリジナル曲、そしてクラシックの古典まで、様々な楽曲をレパートリーに、彼自身の新しい解釈を加えた自主コンサート『ヲヒヤリ』を主宰する。
彼の中にあっては古典と現代は全く同時に、一切の翻訳作業を必要とすることなく存在するものであり、その音楽は、従来の古典と現代の音楽を、ただ接ぎ木的に結びつけようとするものとは確実に異なるもので、あらゆるジャンルの壁を突き破った、今日的な可能性豊かな表現として注目される。
さらに、即興演奏家としては内外の様々なジャンルのミュージシャン、あるいはアーティストとの共演をおこなうなど、彼の研ぎ澄まされた一音が切り開く音楽世界は、限りない可能性に満ちたものとして期待される。
能管以外にも、篠笛そして自ら考案した田楽笛、さらにはリコーダー、ゲムス・ホルン(つの笛)などの和洋各種の笛を演奏し、1981年度朝日新聞社主催の全日本リコーダー・コンクールにおいては、最優秀賞を受賞している。
2006年2月の「笛・幻想の旅」(東京オペラシティ)では、金聖響指揮の東京フィルハーモニー交響楽団との共演でバッハを演奏、能管の新しい可能性を示したコンサートとして賞賛された。
自己の作品には『東京ダルマガエル』(1990年)、ドイツのフリー・ジャズ奏者であるペーター・ブレッツマン等とのライブを記録した『フィア・ティーレ』(1993年)、『リーヤリ』(2001年)、『ふ、ふ、ふ』(2006年)、『カカリ乱幻』(2007年)がある。
日本能楽会会員(重要無形文化財総合指定)、国立劇場養成研修所講師

ホームページ:http://www.rinsen.co.jp/


壷井 彰久 (TSUBOY Akihisa)/エレクトリック&アコースティックヴァイオリン



ロックからケルト、アラブ音楽までをその驚異的なテクニックと美しいトーンで「奏破」するヴァイオリニスト。
自己のバンド「KBB」を率い4枚のアルバムを制作。2004年にはメキシコで開催されたイベント「BajaProg2004」、2006年にはアメリカでの「NEARfest2006」、2008年にはフランスでの「ProgSud2008」に出演し絶大な反響を呼び成功を収めた。
KBBの活動と平行してPochakaite Malko、Era(壷井彰久/鬼怒無月デュオ)、AUSIA、一噌幸弘グループ等にも参加。またセッションミュージシャンとしても、フランスの伝説的ジャズロックバンド「ZAO」の日本公演にゲストプレイヤーとして参加するなどその活動を海外へと広げようとしている。
特にエレクトリックヴァイオリンとエフェクトを駆使した独創性高いサウンドで高い評価を受ける。

ホームページ: http://tsuboy.internet.ne.jp/


高木潤一(TAKAGI Junichi)/ギター



17歳よりプロとしてクラブ、ライブハウスなどで活躍する。
86年渡米、名ピアニスト、バリー・ハリス氏に師事する傍らロン・カーター、マル・ウォルドロン等とセッションを重ねる。
帰国後はフラメンコギターを坂中浩治氏に師事する一方で、ジャズ、クラシック、世界中の民族音楽のエッセンスを盛り込んだ、ギター、ヴァイオリン他の編成によるMASARA(マサラ)を結成、 東京を中心として日本各地のライブハウス、イベント等でライブ活動を展開中。

ホームページ:http://takagi.fc2web.com/


吉見征樹(YOSHIMI Masaki)/タブラ



1984年 タブラを始める。
1985年 幅広い音楽修行の為ニューヨークに渡る。
1987年よりインドはムンバイにてタブラの大御所ウスタッド・アラ・ラカ・カーン氏と、その息子ウスタッド・ザキール・フセイン氏に師事。
タブラの可能性を追求する為、インド古典音楽はもとより、あらゆるジャンルの音楽家・ダンサー・アーティストなどとの共演、ミュージカル、ファッションショー、演劇などの音楽を手掛け、またTV・ラジオのCM、テーマ曲、映画、CD等のスタジオ録音など数多く携わっており、 国内外を問わず精力的にセッションを続けている。
インプロヴィゼーションを得意とし、どのようなセッションにおいても自在に絡みつくその演奏は太鼓でありながらもメロディアスであり、タブラであらゆるジャンルとの共演をこなす貴重な存在である。

ホームページ:http://sound.jp/tablin/


茂戸藤浩司(MOTOFUJI Hiroshi)/太鼓



1965年 東京生まれ。
10才から太鼓をはじめ、高校生時代に『大江戸助六太鼓』に入門。後に師範となる。若山流・江戸祭囃子を鈴木 恭介氏に師事。
韓国民俗打楽器・杖鼓(チャンゴ)を卞 仁子(ピョンインジャ)氏に師事。
ソロ奏者として独立後は、太鼓・尺八・津軽三味線をフィーチャーした日本初のロック・バンド『六三四』の結成に参加。1999年、ハイブリッド太鼓ユニット『プロフェッショナル太鼓術 打究人-Da.K.T.-(ダクト)』を結成。また、立教大学にて非常勤講師を務める(〜2001年)。
2001年、太鼓ハードロックユニット『刃-Yaiba-』結成。
近年、映画やドラマ、CM、アニメーション、ゲーム音楽、バラエティー番組など、あらゆる場面で聴かれるようになった太鼓の音のほとんどを手がけており、さまざまなアーティストのレコーディングやコンサートなどへのサポート参加も多数。格闘技イベント「PRIDE」のオープニング演奏や高田延彦への指導、太鼓コンクール審査員、海外の太鼓グループとのコンサートやワークショップ開催など、多方面にわたり精力的に活動している。

ホームページ:http://sound.jp/hiroshi_web/index.html


山田路子(YAMADA Michiko)/能管、篠笛



高校時代より、能管、篠笛を能楽師 一噌流笛方 一噌幸弘氏に師事。
2004年、東京駅赤煉瓦コンサートに出演。
2005年、和太鼓奏者と共に自主演奏会「みちしるべ」を開催。
和楽器同士との共演にとどまらず、ピアノやギター、二胡など様々な楽器とも共演する新進気鋭演奏家。

ホームページ::http://ameblo.jp/ffuue/


村中俊之(MURANAKA Toshiyuki)/チェロ



東京芸術大学付属高等学校を経て、同大学音楽学部卒業。大学卒業後、イタリアにて研鑽を積む。
これまでにチェロを柳田耕治、山崎伸子、河野文昭、マリア・クリーゲル、クラウディオ・マリ―ニ、ギジ・マルチェッラ、ミハエラ・カンパニャーロの各氏に師事。また身体理論をレッシュプロジェクト代表、廣戸聡一氏に師事し、共にレッシュプロジェクトを進めている。ソロや室内楽、オーケストラで活動をする他、TVやレコーデイングにも参加し、作曲、編曲も手がける。
2000年より横浜バロック室内合奏団の活動に参加。
2006年より能管の一噌幸弘氏「コンチェルトプロジェクト」、2007年より一噌幸弘グループ「しらせ」に参加。


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